3月11日から、50日が経過しようとしています

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    3月11日から、50日が経過しようとしています。
    我らが故郷「大熊町」を離れて、それぞれの立場で、ご苦労されていることと思います。

    大熊町民として最大の関心事である福島第一原子力発電所の収束について、東京電力から、事故の収束に向けた道筋が示されました。
    ステップ1として、3か月程度を目安に、放射線量を着実に減少させること。
    ステップ2として、その後3〜6か月程度を目安に、放射性物質の放出を管理でき、放射線量が大幅に抑えられる状況にすることです。
    もう少し早くできないかとの思いもありますが、この間、国・事業者に見通しを示すように要請してまいりましたから、一定の評価はしております。今後は、1か月単位で進捗状況や見通しを公表するよう、要望してまいります。

    また、状況を見ながら、収束後の「大熊町復興の道」として、町民の皆さまと一緒に復興する道筋を示してまいります。

    4月22日に大熊町内が警戒区域に設定され、地域の安全は担保されました。
    今後、一時帰宅を行いますが、国・県と連携を図り、希望を聴きながら順次進めてまいります。

    町民の皆さまの安否については、順調に進み、約95%の確認ができました。
    現在、特に県外の方には、情報が十分伝わらない状況にあります。今後とも、いろいろな形で情報を発信する工夫をしてまいります。
    また、会津若松方面で一緒に暮らしたいとお考えの方は、是非ご連絡ください。

    町民の皆さまには、将来に向けて不安を抱いていらっしゃると思いますが、「必ず大熊町に戻る」という思いを共有してまいりましょう!

     福島県大熊町長 渡辺 利綱

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