大熊町内全域が警戒区域に設定されました

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    平成23年4月22日(金) 午前0時より、福島第一原子力発電所から半径20km圏内の避難指示区域が、強制的に立ち入り制限できる「警戒区域」になりました。

    今後、警戒区域への立ち入り制限に違反する場合には、10万円以下の罰金、または拘留されることになります。この措置により、地域の安全が担保されることになります。

    また、一時帰宅については、現在、認める方向で国が細部を調整しています。具体的な方法が決定次第、改めて皆さまにはお知らせします。

    町民の皆さまにおかれましては、震災以降、一次避難、二次避難と落ち着かない日々が続き、今後の生活については大変ご心配のことと思います。今後も、国や県、関係機関と連携を取りながら、皆さまの心と生活を守るべく、町として最善を尽くして参りますので、よろしくお願いします。

     福島県大熊町長 渡辺 利綱

    「大熊町はひとつ」 大熊町民の力を信じています

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      この度の未曽有の大震災によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、家屋の損壊等被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

      今回は地震・津波に加えて福島第一原子力発電所の事故により、住民全員の町外への避難を余儀なくされている状況です。町として一日も早い事故の収束を願いながら、現在は役場機能を会津若松市に移し、町民の皆さまの生活支援や町の復興に向けての業務に取り組んでいるところです。

      町民の皆さまへは、一次避難、二次避難と大変ご不便をお掛けしておりますが、これも皆さまの安全のため、そしてできるだけ落ち着いた避難生活を送ることができる環境を用意させていただくためと考えてのことですので、どうぞご理解くださいますようお願いします。

      現在は、会津若松市のご協力のもと、安否情報コールセンターの開設や町独自の学校施設の運営など、役場機能も順調に回復してきておりますので、皆さまの生活に関わることは何でも役場にご相談下さい。

      町民の皆さまの悲しみや不安は計り知れないものと存じますが、今こそ町民全員でこの難局を乗り切ろうではありませんか! そして一日も早く、我々の愛する大熊町に町民全員で戻ることを心に誓いましょう!

      皆さまが、大熊町の地にしっかりと足を踏み降ろして生活できる日が来ることを、私は信じています。そのためには、大熊町民一人一人の力が必要であり、その力を私は信じています。私は一切の力を惜しまず、役場の職員とともに皆さまの心と生活を支えていく決意です。

      最後に、震災直後から支援物資を届けていただい方々や、一次避難にご協力いただいた田村市の皆さまを始め、私たちを応援していただいたたくさんの方々に感謝の意を表したいと思います。

       福島県大熊町長 渡辺 利綱

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